こんにちは!ポンです。
本日は少子高齢化社会についてお話します。
聞いたことある言葉だけど、そんなに問題なの?
かなり深刻な内容で不安を煽るような言い方になっちゃうと思うんですが、今後の日本社会について知る良い機会です。
しっかりと勉強して今後の生活に活かしていきましょう!
また、住まいについての今後もここからイメージ出来ます。
合わせて確認しておきましょう!
少子高齢化社会は非常に大きな問題だが、まずは一人一人が学ぶことが重要!
詳しくは以下の記事をチェック!
目次
少子高齢化社会について解説!
少子高齢化社会とは
まずは用語解説から!
少子高齢化社会=子どもの数が減り、お年寄りの数が増えている社会
日本は他国よりも少子高齢化が進んでいて、お年寄りの割合が急激に増えてきていると言われています。
では、少子高齢化社会になるとどのようなことが起こるのか。
確認していきます。
そこがよく分かっていないんだよなー。
少子化について
日本は少子化が進行している国です。
要は若者が少ない国だということですね。
日本の合計特殊出生率=1.34(2020年データ)
合計特殊出生率って何…?
合計特殊出生率=1家庭に産まれる子どもの数の平均
この数値が2を下回ると人口減少に繋がると言われています。
⑴少子化の要因
少子化の要因は色々とあります。
- 結婚の晩婚化
- 経済的な問題
- 育児への不安
- ライフスタイルの多様化
などなど。
挙げたらキリがないかもしれません。
メインの要因について、順に確認していきます。
⑵結婚の晩婚化
晩婚化について解説します!
晩婚化=結婚する年齢が遅くなる現象
2021年の日本の平均初婚年齢は
- 夫:30.4歳(昭和50年は27.0歳)
- 妻:28.6歳(昭和50年は24.7歳)
となっています。
急激に年齢が上がってきていることが分かりますね。
⑶経済的な問題
子どもを一人育てるのにかかる金額をご存知でしょうか?
もちろん家庭の事情にもよりますが、平均総額は2000万円を超えるそうです。
に、2,000万円…
単純計算で、二人養う場合は4000万円ですよね…。
子育ての厳しさを感じる金額ですね…。
⑷育児への不安
お金の問題以外にも問題はあります。
それが育児への不安。
それは昔も一緒なんじゃないの?と思いがちですが、家族の形態が現代は大きく異なります。
それが核家族化。
核家族って何のこと?
核家族=夫婦のみ、もしくは夫婦とその子どものみの家庭のこと
イメージはクレヨンしんちゃんですね笑
クレヨンしんちゃん
なつみかんブログ
共働き夫婦の場合、子どもの面倒は誰がみる?という問題が出てきます。
おじいちゃんおばあちゃんと暮らしていれば、面倒をみてくれる時もあるかと思いますが、核家族の場合は子どもが家で1人きり…というケースも有り得ます。
不安に思う方も出てくるでしょう。
⑸ライフスタイルの多様化
そもそも結婚はしないという方も増えてきました。
経済発展が進むにつれ、一人で生きていく選択肢も選ぶことが出来るようになり、わざわざ結婚する必要がないという考えの人が増えてきたわけです。
一人の方が気が楽だと考える人も増えてきているのでしょう。
確かに一人でも暮らしていける…となると結婚しなくてもOKという人も増えそうだね。
高齢化について
高齢者(65歳以上)の割合は急激に増えています。
こちらのグラフをご覧下さい。
高齢者人口及び割合の推移
総務省統計局
お年寄りの人口が急激に増えてない?
日本がお年寄りの多い国であることが一目瞭然です。
ちなみに高齢化といっても種類があります。
一つずつ解説していきます!
⑴高齢化社会
高齢化社会=高齢者が多くなりつつある社会
数値で言うと、全体の7%が高齢者(65歳以上)である状態です。
⑵高齢社会
「化」という文字が消えていますね。
高齢社会=高齢者が多い社会
こちらは全体の14%が高齢者である状態を指します。
⑶超高齢社会
ついに「超」という言葉がつきました。
超!?
超高齢社会=高齢者が非常に多い社会
具体的な数値は全体の21%が高齢者である状態です。
5人に1人が65歳以上であることを考えると、かなりの人数になるということが分かります。
⑷現在の日本について
今の日本は何%なの?
それでは今の日本は何%なのか。
総人口に占める割合は29.1%と過去最高を記録しています。
29.1%!?
これは非常にまずい状態にあると言えます。
⑸高齢化の要因
高齢化が進行している要因は様々です。
例えば、
- 医療の進歩
- 少子化
などが挙げられます。
医療の進歩は良いことだよね。
医療の進歩は非常に素晴らしいことですが、当然長生きする人が増える訳ですから、65歳以上の人口割合は増えますよね。
少子化についても、子どもの数が減れば自ずとお年寄りの割合は増えるので、高齢化の要因と言えるでしょう。
⑹平均寿命
現在の日本の平均寿命は83歳。
平均寿命が100歳になる時代もそう遠くない未来です。
しかし、歴史をたどってみると面白い事実が出てきます。
例えば、
- 縄文時代…15歳
- 弥生時代…20歳
- 江戸時代…30〜40歳
- 1945年(終戦後)…50歳〜60歳
- 1950年〜1970年…60歳〜70歳
このように移り変わっています。
もちろん、時代によって(戦国時代など)平均寿命が減る時代もありますが、終戦後から急激に伸びていることが分かりますね。
ここ最近で急激に伸びてきているんだね。
人口ピラミッド
人口ピラミッドを見たことがありますか?
人口ピラミッドって何?
人口ピラミッド=男女別に年齢ごとの人口を表したグラフ
こちらのグラフをご覧下さい。
人口ピラミッド
厚生労働省〜人口減少社会を考える〜
富士山型→釣り鐘型→つぼ型
基本的に経済が発展すればするほど、つぼ型へと動いていきます。
日本は典型的な変化を見せています。
現在の日本の人口ピラミッドはこちら
日本の人口ピラミッド
統計局ホームページ〜人口推計〜
つぼのような形になっていますね。
⑴ベビーブーム
ベビーブームについて解説します!
先程の人口ピラミッドを見ると、伸びている年齢があるのが分かります。
これはベビーブームが影響しています。
それではベビーブームとは何なのか、説明していきます。
⑵第一次ベビーブーム
1945年に第二次世界大戦が終わり、戦場で戦っていた兵士が戻ってきました。
その結果、子作り家庭が増え、子どもの数が急激に増えた時期になります。
⑶第二次ベビーブーム
1945年〜の時期に生まれた子どもが出産適齢期になり、その時期に生まれた子どもが第二次ベビーブーム期の子どもです。
1970年代がこの時期に当てはまりますね。
⑷第三次ベビーブーム
そうなると第3次ベビーブームが2000年頃にあったのではないかと考えられますよね?
ですが、実は第3次ベビーブームはありませんでした。
理由は、少子化の理由と同じですね。
ライフスタイルの多様化や金銭的な問題が重なり、想定よりも大きく下回ってしまいました。
この時期はちょうど失われた20年にあたります。
失われた20年=ある国または地域における約20年間の経済低迷を指す語(ここでは日本を指す)
失われた20年
Wikipedia〜失われた20年〜
ここから日本の少子高齢化が加速していくわけですね。
少子高齢化社会の問題
少子高齢化社会になったら何か問題があるの?
では、少子高齢化社会になると何が問題なのか。
色々とありますが、まずは生産年齢人口の減少が挙げられます。
生産年齢人口=15歳〜64歳の働き世代
生産年齢人口が減ってしまうと、日本の経済が落ち込んでしまいます。
働き手である若者が少なくなるということですからね。
他国と比べてもこれからの日本は経済的に落ちると言われています…。
経済が悪化してしまう可能性があるんだ…。
また、年金の問題もありますね。
お年寄りを支える若者の比率が低くなっています。
こちらのグラフが分かりやすいです。
年金問題
国税庁〜将来の税はどうなるの?〜
1人当たりの年金支払い金額が高くなるのではないか?という恐れもあります。
日本の社会保障制度が崩壊する恐れもあるわけですね。
少子高齢化と住まい
住まいへの影響って何かあるの?
少子高齢化が住まいに及ぼす影響は何でしょうか。
家が余り、廃墟となってしまう
当然、新築物件は少なくなります。
これからは、リフォームやリノベーションに力を入れる住宅会社が増えてくると言われています。
リフォーム=ボロボロの部分を修復すること
リノベーション=新たな価値を付け加える工事を行うこと
若者の数も減るので、老後はお年寄りのみで暮らすというケースも多くなります。
平家や1階で生活が完結する間取りが増えているのも、少子高齢化が理由の一つです。
少子高齢化についての対策
ちょっともう、日本の将来に不安しかないんだけど…
未来が暗いものになりそう…というのは何となく分かったのではないでしょうか。
それでは、私たちは今後、どうすればいいのか。
個人でできること、それは、
『将来のことを考えて行動すること』
かと思います。
- お金の面で不安があるなら、投資や副業を始めてみる。
- 無駄使いをせず、お金を貯めることも検討してみる。
誰かが助けてくれるではなく、まずは自分の力を身に付けていくことが重要です。
偉そうに言ってますが、どちらかと言うと自分に言い聞かせている感の方が強いです(笑)
何にしてもやはり
『勉強すること』
ですね。
勉強の先に快適な生活があります。
少しでも快適な生活を実現するためにも、学んでいきましょう!
まとめ
少子高齢化社会は想像以上に深刻な問題でした。
今後、少子高齢化社会が住まいに与える影響は大きいです。
今の内に自分自身で出来ることを進めていきましょう!
- 少子高齢化社会とは
- 少子化について
- 高齢化について
- 人口ピラミッド
- 少子高齢化社会の問題
- 少子高齢化と住まい
- 対策