こんにちは!ポンです。
本日は住宅ローンについてお話します。
あー、もう色々ありすぎて訳がわからないやつだ!
しっかり把握しておかないと何十万円と損することになるよ!
家を買う時に、キャッシュで一気に支払い…!なんて方は少数なのではないでしょうか。
ローンを組む時に気を付けておくべきこと、住宅ローンの基礎を1から簡単に説明します。
是非、最後までご覧下さい!
住宅ローンの金利は様々あるが、おすすめは変動金利!
詳しくは以下の記事をチェック!
目次
住宅ローンと金利選択について解説!
住宅ローンとは
まずは用語から!
住宅ローン=家を購入する時に組むローン
例えば、3,000万円の住宅を購入するとします。 物を買う場合お金が必要なので、3,000万円を貯金で持っていないと購入出来ないのか…というとそうではなく、毎月決まった金額を返済することによって、購入することが出来るのです。
これがローンの仕組みですね。
住宅を購入する時にローンを組むから住宅ローンというわけです。
住宅ローンは一般的に他のローンよりも金利が安いことが特徴です。
ここ、非常に重要ですよ!
そもそも金利って何のこと?って方もいると思いますので、簡単に説明を。
金利=お金を借りた人が余分に払うお金の割合
例えば… 1,000万のお金を借りたとします。 お金を返済する時、借りた側は1,000万円返せばいいかと言うとそうではありません。 いくらか追加でお金を払う必要があります。(借してくれてありがとうという、お礼のイメージ) 仮に1,010万円を返した場合、10万円余分に払っていますよね。 パーセンデージで表すと1%追加になっています。 この1%のことを金利と言います。
住宅ローンは低金利で借りられるのはメリットではありますが、金額自体が高価なため、支払いが長期になり高額になるケースが多いです。
しっかり考えてローンを組まないと支払いが出来ない…なんて事にもなりかねません。
住宅ローンで扱う金利の種類
金利にも種類があります。
住宅ローンを組む際にここが非常に悩むところです。
まずはどのような金利があるのかを押さえていきましょう。
大きく分けてこの3種類があります。
- 変動金利
- 固定金利
- 期間選択型固定金利
それぞれ詳しく解説していきます。
変動金利
解説します!
変動金利=金利が変動するタイプ
変動金利の場合、銀行は半年ごとに金利を見直しています。(修正している)
つまり見直しに応じて金利が変わる可能性があるということです。
もちろん、変動するリスクがある分、金利を低く設定している銀行が多いのは確かです!
低い金利で借りようと思ったら変動金利が良いんだね!
金利が上がる時や下がる時があるということに気を付けましょう。
ただ実際は、5年ルールがほとんどです。
5年ルール=半年ごとに金利が変わる訳ではなく、5年ごとに行われる
※半年ごとに金利が変わるものもあります。
また1.25%ルールもあります。
1.25%ルール=前回より金利が上がる場合、MAXでも1.25倍までしか金利を上げてはならないルール
例えば… 月10万円の支払いをしている場合、 5年間で金利がいくら上昇したとしても月々の支払いは12万5000円までしか上がりません。 ※更に5年後は12万5千円からMAX1.25倍(15万6250円)の計算となる。
このように、5年ごとに1.25倍ずつしか上がらないように設定することで、返済額の大幅上昇を防ぐようにしています。
金利上昇がリスクとなる変動金利の場合、5年ルールや1.25倍ルールはメリットと言えるでしょう。
ただし、注意しなければならないのは、5年ルールも1.25倍ルールも返済額を変えるものではないということ。
金利の上昇により、支払えなかった金額は後から支払わなければなりません。
未払いが発生するということですね。
この支払いは、返済期間終了後(例えば35年でローンを組んでいた場合、36年目)に一括で支払う必要もあります。
住宅ローンの期間が終わった後に未払いを払わなければならないってことか!
ここには気を付けておくべきでしょう。
変動金利のメリット=他の金利と比べて低い金利で借りやすい
変動金利のデメリット=金利上昇の影響を受けやすい
固定金利
固定金利の特徴は?
固定金利=金利が固定するタイプ
一度設定した金利で変わることはありません。
例えば… 35年ローンを組んだ場合、金利が1.1なら、35年間ずっと同じ金利で進むことになります。 仮に3,000万の住宅を購入したとすると、毎月の返済額は86,091円。 総返済額は36,157,985円となります。 ※融資手数料や保証料などは除く
毎月決まった金額の引き落としになるってことだね!
固定金利のメリット=金利が一定なので、金利上昇リスクが無くなる
固定金利のデメリット=他の金利よりも一般的に金利は高めに設定されている
期間選択型固定金利
あー何か長い用語が出てきた…
難しく考えなくてもOK!
期間選択型固定金利=一定期間は固定金利でその後、変動金利or固定金利を選ぶタイプ
※3年固定金利、10年固定金利などと言われます。
期間選択型固定金利の場合、基本的には固定期間が長いほど金利が高くなります。
例えば… 3年間は金利0.8で固定、その後は変動金利か固定金利でどちらかを選ぶ 10年間は金利1.0で固定、その後は変動金利か固定金利でどちらかを選ぶ といった感じです。 ※最初の期間が終わった後の金利は状況により変化します。 ※固定金利を再度組み直す場合は、前回組んでいた金利よりも上がることがほとんどです。
銀行によっても期間終了後の契約は変わりますから、ここは確認しておくべきですね。
期間選択型固定金利のメリット=期間中は金利が固定となる、期間後も金利が下がる可能性がある
期間選択型固定金利のデメリット=固定期間後は金利上昇リスクがある
どの金利を選ぶべきか
色々と選択肢があることは分かったけど、結局何を選べばいいの?
結局、どの金利を選択すべきかというところが一番の問題ですよね。
金利上昇リスクは社会情勢と関わってくるため、一概にどれが正解でどれが不正解というのはありません。
未来のことは誰にも予測できませんからね。
特にここ最近、主要先進国は軒並み金利を上昇しているので、日本も金利を上げるという話が出るかもしれません。
ただ、それだと解答としては非常に味気ないので、個人的な正解を伝えておきます。
あくまで私の考えですが、
変動金利
が正解だと思っています。
金利を味方にするという考えでいくと、最初に借りる時の金利は低ければ低い方がいいです。
金利が最も低くなるのは変動金利なので、変動金利を選ぶのが正解ですね。
金利をいかに下げるかがポイント!
もちろん、金利変動リスクを考えたくない場合は固定金利を選ぶのもありです。
ここは人それぞれですね。
ただ、期間選択型固定金利はあまりおすすめはしていません。
どっちつかずになりやすいので…。
金利選択のポイント
理想があったとしても、現実問題と照らし合わせなければなりません。
自分がローンを組む時、どのような状況になるのかを考えながら金利選択しましょう。
タイプ別おすすめ金利を載せています。参考にしてください!
金利の種類 | オススメタイプ | 解説 |
変動金利 | 返済額が上昇しても対応できる人 | 要は、資金に余裕がある人ですね。 意外と逆で考えている人も多いので気を付けましょう。 金利が低いから少し値段が上がっても借りられる!と考えている方は要注意です。 |
固定金利 | 資金が少ないorギリギリ、金利変動リスクを避けたい人 | 少し金利は上がりますが、代わりに安心は得られます。 毎月決まった金額を払うようになるので、家計管理はしやすくなります。 |
期間選択型固定金利 | 固定期間後も低金利で借りられる人 | あまりおすすめしない金利選択の仕方ですが、 強いてあげるなら、固定期間終了後も低金利で借りられる、そのツテがある人は選択肢に入れても良いかと思います。 最初が固定金利なのでどうしても変動金利より金利が高いんですよね。 更に期間が終わると金利上昇リスクがあるので、 よっぽどでない限りは選択しない方が無難かと思います。 |
まとめ
住宅ローンの決定時、金利選択は非常に重要ポイントとなりますので、住宅会社や営業の話を鵜呑みにせず、自分で考えて決めるようにしましょう!
- 住宅ローンとは
- 住宅ローン金利の種類
- どの金利を選ぶべきか
- 金利選択のポイント