こんにちは!ポンです。
今日は長期保証制度の落とし穴についてお話します。
長期保証って保証してくれるなら良いじゃん!
実は一番と言っても良いぐらい気を付けなければならないポイントです。
家を建てる時に長期保証と聞くと非常に安心しますよね。ですが、これが大きな落とし穴の場合があります。
騙されないためにも、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
長期保証制度を過剰に信じず、なるべくノンメンテナンスの建材を使うこと!
詳しくは以下の記事をチェック!
目次
長期保証制度について解説!
長期保証制度について注意すべき点
住宅を購入する時に60年間保証があります!などの文言をよく見かけますよね。
あー、あるね!何かあった時のためにもとてもありがたいなぁと思うよ!
これを60年間「無償」で保証されているんだと勘違いされている方が多いです。
もちろん、そんな都合のいい話ではありません!
この長期保証制度は、定期点検がセットで付随している事が多く、 要は、10年間で修繕費を蓄えてくださいね、10年後にそのお金を使って修理しますので。 それが出来ればまた保証期間を伸ばしますよ、って制度です。 これが60年間続いて長期保証と言うわけです。
え?無料じゃないの!?
無料だと思っていた方も多いのではないでしょうか。
正直騙された感がハンパないと思います(笑)
しかもこれ、
建材はうちの建材しか使えないので、メンテナンスするならうちでして下さい
って押し売り付き。
※もちろん会社によって異なります。
規格の兼ね合い(住宅会社独自の建材)もあるので、本当にその会社でしか出来ない場合もあります。
ここは本当に気を付けて下さい!
とりあえず長期保証制度には騙されないように!!
瑕疵保険について
瑕疵という言葉を聞いたことがありますか?
まず、瑕疵って言葉が読めない…
読み方は「かし」ね。
新築住宅だと住宅会社は、引き渡してから10年間の内に瑕疵があった場合、補修や損害賠償などの義務を負うことになっています。
買う側からするとありがたい制度ですね!
ただ、ここで気を付けて欲しいのは、瑕疵の対象です。
主に対象となるのは骨組みや屋根、外壁材に限ります。
その他はほぼ有償なので気を付けましょう。
えー、全部じゃないんだ…
瑕疵の対象は骨組みや屋根、外壁材のみ【その他はほぼ有償】
長期保証制度で失敗しないための対策
なら高いお金を払ってメンテナンスするしかないのかな?
そうでもないよ。次は対策方法を見ていきましょう!
長期保証されていないなら、どうすればいいの?って方。
対策方法があります。
それは、
「最初から出来る限りノンメンテナンスの建材を使うこと」
です。
出来る限り長持ちする家を建てるということですね。
確かにイニシャルコストは高いかもしれません。
ですが、結局総額では安くなります。
それ程、維持費って言うのはお金がかかるんですよね。
ランニングコストをいかに抑えるかがポイントになります。
それに、
- 維持費でいくらかかるか分からないものを貯めなければならない状態
- 事前にある程度出費がかかることが分かっている状態
だったら、後者の方が良くないですか?
いくらかかるか分からないから不安になるんです。
事前にきっちりと調べてもらっていれば、今後どれくらいのお金がかかるか大体想像がつくんです!
そういったところも提示してくれる住宅会社だと信頼置けますよね。
事前にある程度出費がかかることを伝えてくれる住宅会社を選択しよう!
まとめ
- 長期保証制度という言葉だけに騙されないようにすること
- 瑕疵保険についてもしっかりと学んでおく
- 対策としてはランニングコストを意識した建物を建てること