こんにちは!ポンです。
皆さん、パッシブデザインを知っていますか?
えー・・・聞いたことないなぁ・・・
パッシブデザインは絶対に押さえておいて欲しい言葉だよ!
知っている人も知らない!って人も、家造りをする上で、是非押さえて欲しい言葉です。
今日は、パッシブデザインについてお話します。
パッシブデザインを導入することで快適な暮らしを実現できます!
詳しくは以下の記事をチェック!
目次
パッシブデザインについて解説!
パッシブデザインって何?
そもそもパッシブデザインって何?
パッシブデザイン=自然の力を利用して、小さなエネルギーで快適に暮らすための設計
家を建てるときの設計方法の一つだよ。
元々、パッシブとは英語で「受動的、消極的」などの意味があります。
反対の言葉は「アクティブ=活動的」ですね!
これを聞くと、パッシブデザインってあまり良いイメージを持たないかもしれません。
しかし、家を建てる時は違います!
「パッシブ=動かない家」の変わりに、「アクティブ=自然の力」が働いてくれる
自然の力を取り入れるためにある程度機械を使いますが、なるべく自然の力で快適に過ごそうという設計方法なのです。
パッシブデザインのメリット4選
パッシブデザインは分かったけど、メリットって何かあるの?
ここからはメリットを解説します。
エネルギーコストが安くなる
家庭の電気代。
意外とかかっています。これ、言われないと気にしていないって人も多いはず。
パッシブデザインは自然の力を使うので、機械に頼った暮らしよりも電気代が安くなります。
冬暖かい住まいとなる
太陽の光(日射熱)を採り入れることで、冬でも暖かい快適な家になります。
高気密高断熱の家と組み合わせることで更に快適な暮らしを過ごすことができます。
冬にシャツ1枚で過ごす暮らしは非常に快適!
夏涼しい住まいとなる
夏の日差しを室内に入れない工夫をし、風の流れを計算することで夏は涼しい住まいになります。
窓の位置や庇、軒などにこだわることで快適な住まいを実現します。
自然の光で明るい住まいとなる
電気をなるべく使わなくても明るい家になります。これも窓の位置を計算して付けます。
このように、パッシブデザインは様々なメリットがあります。
エネルギーが少なくなって、快適な暮らしを送ることができるんだね!
パッシブデザインのデメリット2選
デメリットもきっとあるんでしょ?
デメリットについて確認していきましょう!
太陽に向かって家を建てることになる
家の向きや南面に窓を設けるなど、ある程度制限がかかってくるケースも考えられます。
また、間取りにも影響があります。
満足のいく間取りになるかどうかは設計者の力に委ねられるところがあります。
ハウスメーカーや工務店の力量により違いが出やすい
パッシブデザインと言っているだけの会社もあるそうです。
ただ、設計者の力が問われるデザインなのは間違いないので、住宅会社をよく見極める力が問われます。
パッシブデザインと広告しているだけの会社もあるってこと?
気を付けないと!
パッシブデザインに必要な5つの要素
パッシブデザインが良いのは分かったよ。でも、パッシブデザインを見極める力が必要なんだよね…。ポイントってあるの?
簡単に説明しますね!
断熱
断熱性能を高めると保温性能が高まります。
保温性能が高いということは、機械に頼らない暮らしを送りやすくなるということです。
日射遮へい
保温性能が高い家でも、夏場まで熱をためていては暑い家になってしまいます。
夏場はいかに太陽熱を家の中に入れないようにするかがポイントです。
断熱とのバランスを取りながら行っていく必要があります。
通風
ただ単に風を取り入れるのではなく、風の流れを意識した設計にすることで快適な暮らしを送ることができます。
昼光利用
なるべく昼間の太陽の光を使って明るい暮らしを送ることが大切です。
吹き抜けや高窓などの工夫を取ります。
日射熱利用暖房
冬に日射熱を取り入れ暖房に使う考え方です。
電気代を下げる効果があります。
色々あるんだね!
まとめ
これだけ見ても難しい設計である事が分かりますよね。
現在も光熱費は上がっていますから、今後パッシブデザインは主流となります。
これから家を建てる方は是非パッシブデザインを検討に入れてみてください!
- パッシブデザインとは→自然の力を利用して少ないエネルギーで快適に過ごす設計
- パッシブデザインのメリット
- パッシブデザインのデメリット
- パッシブデザインの要素