こんにちは!ポンです。
本日も高気密高断熱住宅についてお話します。
前回、気密性能の大切さを話しました。
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気密性能の重要性が本当に分かったよ。でも断熱性能も重要なの?
断熱性能についてはこの記事をしっかりチェックして!
![ひー](https://comforta-lif.com/wp-content/uploads/2022/02/e02ccc357c2b95e8527f40e5686a1b8b-300x300.png)
次は断熱性能。
今回も非常に重要な話なので、ぜひ最後までご覧下さい!
断熱性能は非常に重要ですが、こだわって欲しい数値はQ値です!
詳しくは以下の記事をチェック!
目次
断熱性能について解説!
断熱性能とは
![だー](https://comforta-lif.com/wp-content/uploads/2022/02/6e200f57f231063b8509cd87d39df916-300x300.png)
まず断熱性能が何なのかが分からないんだけど・・・
基本から説明するので安心して!
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断熱性能とはどのような性能なのか。
断熱性能=室内の熱を逃さず防ぐ性能
室内の熱を逃がさないということは、温度を一定に保ちやすくなるということですよね。
つまり、
室温のコントロールには断熱性能が欠かせない
たまにUA値という言葉を聞いた事がありませんか?
最近のトレンドですから、各住宅会社がこのUA値をガンガンにアピールしています。
UA値とは
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いやいや、UA値が何なのかも分からないよ!
ここからはUA値について解説します。
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最近よく聞く、UA値って何?って人もいますよね。
UA値=「外皮平均熱貫流率」
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なるほど・・・外皮平均熱貫流率ね・・・
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って分からないよ!!
そんなの言われてもわからんー!って方。
簡単に言うと、
UA値=内部の熱がどのくらい外部に出ていくか平均をとったもの
です。
熱が外に出ていく場所は色々とありますよね。
例えば、床、外壁、屋根など…。
熱が逃げていく場所の平均をとった時の数値がUA値というわけです。
熱が外部に出ていく数値なので、
できる限り数値が低い方が高性能な家
になりますね。
UA値が高性能といわれるラインについて
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UA値、大事だね。どのくらいの数値だったら良いのかな?
UA値が、どの程度の数値になれば高性能と言われるのか。
これは地域によって変わります。
最も基準が厳しい北海道を参考に。
平成28年省エネ基準 0.46以下
ZEH住宅 0.40以下
HEAT20 G1グレード 0.34以下
HEAT20 G2グレード 0.28以下
となっています。
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ZEH住宅、HEAT20、G1グレードってわからない用語を出されても・・・
ここに挙げているラインは超えたいところですね!
UA値を基準に考えるのはNG
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よし!UA値にこだわっている会社がおすすめってことだよね!
それで検索してみよう・・・
ちょっと待って!
UA値だけで考えるのは非常に危険ですよ!
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さぁ、ここから今までの話を大きく覆す話になります(笑)
今まで大事だよーって言ってきたUA値を否定します
(厳密には否定までではないですが…)
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え?UA値がダメってさっきと話が違う・・・
では、どういった点でUA値だとまずいのか。
それは、
UA値があくまでaverage(平均)
だと言うことです。
まぁ、Aがつくぐらいですからね。
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平均だと何がダメなの?
平均ということは、例えば床の数値が高くても、他でカバー出来るという事です。
UA値は低いのに感覚的にはあまり快適ではないな…と感じる人がいます。
これは、断熱性能の数値が平均であるためです。
ですから、それぞれの場所のU値にも注意すべきです。
※U値を平均化したものがUA値
本当に大切な指標はQ値
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それじゃ、安易にUA値にだけこだわってもダメだと言うことだね。
UA値よりおすすめの指標ってないの?
おすすめする数値はこちら!
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先程UA値の限界について話しました。
決してUA値が低いことが悪いことでは無いのですが、UA値よりももっと意識して欲しい数値があります。
それがQ値です。
Q値=熱損失係数
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またよく分からない用語が出てきた・・・!
Q値という言葉だけ押さえれば大丈夫!
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簡単に言うと、
熱がどのくらい逃げにくいのか、を数値で表したもの
になります。
先程のUA値は、熱がどのくらい外部に出ていくかの平均を表していました。
一方Q値は、どのくらい外部に出ないのかを表したものです。
そこまで詳しく区別する必要はないよ!
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この数値も小さければ小さいほど性能が良いです。
では、なぜQ値にこだわるべきなのか。
実はUA値は、
住宅のすき間や換気によって熱が出ていく数値はカウントされない
でも当然、熱は逃げていきますよね。
つまり、
自身が体感する数値はQ値の方が正しい
ということになりますね。
まとめ
UA値=断熱性能の平均(ただし、すき間や換気によって出ていく熱はカウントしない)
Q値=保温性能(住宅のすき間や換気によって出ていく熱もカウントする)
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なるほど!
断熱性能=UA値 保温性能=Q値
体感する数値はQ値になるってことだね!
そう言うことだね!
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現在の断熱性能はUA値で考えるのが基本です。国もその数値を主導しています。
しかし、
実はQ値で見る方がより快適な生活を送れる
ということになります。
住宅会社検討の際に、ぜひ気を付けてみてください!
- 断熱性能とは?
- UA値について詳しく解説!
- UA値が高性能と言われるラインはどのライン?
- 本当にUA値だけで考えるのはNG
- 本当にこだわるべき数値はQ値